この夏イカには「朝イカ」と呼ばれるものがあります、このイカは
早朝に水揚げされたものがその日のうちに店頭に並べられたものをさします。
このイカはまだ水揚げされてから数時間しかたっていないため
身も半透明で皮の表面をつっつくとチロチロと色が変化します。
この頃が身も熟成してイカとしての甘みが一番美味しく味わえる頃です。
一方の今回ご提案した「活イカ」の持ち味は生きているイカを
その場でさばくので朝イカにはない透き通るような身の透明感と
箸でつまんだときの反り返る程の鮮度が特徴です
そのために内臓の肝(ゴロ)もしっかりと締まっていて、それを
生姜醤油で食べると臭みもまったく感じません
そしてこの薄く切ったゴロを醤油にといて肝醤油を作りそれに
身や耳刺し絡めて食べると「コリコリ」とした食感とゴロの
何ともいえない旨みが口の中に広がりますこれが
活イカならではの楽しみ方だと思います。
夏にしか味わえない季節の味わいをぜひこの機会に味わってみてください。