秋の山歩き Posted on 2025年9月28日 by 大将 Posted in 未分類 先日23日の祭日、年に一度の喜茂別散策 山歩き・・・ついでのきの子採り 今年も見事な朝焼け!でもまだ、いつもの年のような 「凜」とするような厳しさは感じません! 「今年はまだ早いか?」そんな思いが脳裏をかすめましたが まずは山に一礼し散策を始めます。 やはり思った通り「出ています!」 今年も丁度よいタイミングで入れたようです。 一か所目ではそこそこ採れ、ウキウキしながら 毎年見ているちょっと神聖な感じのする 沼をよこめに見ながら歩いていると Continue reading→
春の山菜採り! Posted on 2025年5月6日 by 大将 Posted in 未分類 思わぬ客! 少々肌寒い中での連休最終日、例年のように意を決して小金湯の辺りまで (一昨日バッテリーを積んだばかりのスーパーカブja07にて)ツーリングがてら 「あずき菜、行者にんにく、ふきのとう」などの春の山菜を求めて 半日ほどの放浪の旅を決行してまいりました。 雪解けの遅い山々にも新芽が芽生え始め春に向かって 着実に、力強く移り変わっていくのを肌で感じます。 いつもの様に林道わきにバイクを止め、山に向かって 「今年もよろしくお願いします!」と一礼し小沢を登り始めます。・・・が 数年前にはその辺にたくさん生えていた 「あずき菜」がぜんぜん見当たりません! よく見ると獣道が出来ていて鹿の足跡と排泄物かたくさん有り 笹の葉まで一部なくなっています。 地面に生えている雑草も下から 数センチの所でむしられたように切れています こんなところにも鹿の食害が及んできているのでしょうか? (鹿には何の罪もありませんがね) しょうがないので沢は諦め一度林道に戻り 今度は林道に沿って流れている渓流に降りてみました。 すると昨年落ちた枯れ草と枯れ木の間に何か繊細に細長く にょろにょろとうごめくものがあります (写真の真ん中へんです。) じっと目を凝らし見ると「蛇」です、 これは「青大将」でしょうか? さっき沢に入る前に山に挨拶をしてから入ったので ここの山の神様が挨拶を返してくれたんでしょう、 さて歩を進めると 今までちっとも無かった、行者にんにく、あずき菜が 水辺にポツポツと顔を出しています。 偶然だと思いますが「へび」さんのおかげだと思う事にします。 そして帰りに「そういえば川の向こう側の斜面には行ったことがなかったな」と思い 少し上流の橋まで登り渓流の対岸を下見に行ったところ・・・ これ絶対「お・や・じ」さんの足跡ですよね!! 急いで帰ってきました。ヒヤーッ、こわいこわい!!! それでも帰りに蕗のとうを少し!
新たけのこ Posted on 2025年2月16日 by 大将 Posted in 未分類 生筍 春野菜、竹の子が出回り始めました。 この筍は「孟宗竹の新芽」でトウモロコシのような 香ばしい香りとコリコリとした歯ごたえが特徴の山菜です。 食べ方としては「刺身」「煮物」「天ぷら」「焼き物」など どんな風に料理しても美味しく食べられますが 灰汁が少なく香りも良く、柔らかい出始めの今時期は 「若筍煮」 これが新物を楽しむ一番の食べ方だと思います。 まずは米ぬかと鷹の爪を入れた水で柔らかくなるまで しっかりと下煮をします。 それを鰹出汁を効かせた出汁で煮含めます。 今時期に出回り始める「わかめ」との相性も 抜群で筍の香りが移った煮汁で旬のわかめを頂く! 季節を味覚で感じると言うとても贅沢な味わい方だと思います。 そしてこの香りを頂くと「もうすぐ春」そんな気持ちになりますね。
晩秋の仕込み Posted on 2024年10月19日 by 大将 Posted in 未分類 紅じゃけ飯寿し 今回は年に1度だけの仕込み紅じゃけの飯寿しで これも10年ほど前から年中行事の一つになった仕込みです。 山の木々も色付き始める毎年10月頃紅鮭を仕入れ 一口大の大きさに切込み塩漬けにしてしっかりしめ、 塩を煮きながら酢で〆ます それを、ご飯と混ぜた麹、大根、ニンジン、生姜の千切で 博多に並べしっかり重しをして約1か月、 最後に器事ひっくり返し余分な水分を除き出来上がりです。 11月中頃には出来上がると思います。楽しみですね
秋の散歩道 Posted on 2024年9月18日 by 大将 Posted in 未分類 喜茂別散策 9月に入り気温も下がり始め朝夕の寒暖の差異も例年のように大きくなり始めました。 そして毎年恒例の「秋の山歩き」今年は9月中頃には何とか決行したいと いつでも出かけられるように準備も万端にして迎えた最初の連休! 「明日は決行だ!」と決めて前日の夜布団に入ると何となく関節が痛み 妙に熱っぽい気もします。試しに検温してみると37度後半!「ヤバい、とうとうコロナか?」 などと考えながら初日はまずは断念! そして次の朝起きてみると「ケロリ」と平熱です。 は、は、いい年をして「知恵熱か」?そう言えばここ2,3日 、あまり何事にも気力が湧かなかったのも体調のせいだったのかもしれません 、1日様子を見て、17日いよいよ行かなければベストの時期を逃してしまうと 意を決してまだ真っ暗な午前3時半、身支度を整え出発・・・「えっ、雨」 私の相棒スーパーカブ110CCには過酷な条件です。でも気遅れしている暇はありません! 心の中は「もう今日しかないっ!」と細る気持ちに鞭打って中山峠を越える頃、 スピードメーターが{ストン!」と停止してしまいました、 ケーブルが切れたのか何キロで走っているのかわかりません エンジン音と感覚を頼りに車の流れに合わせて何とかいつもの現場に到着 、霧雨のせいもありまだ周りは薄暗い「じきに明るくなるわい!」と カラマツ林に入るときの子と地面の判別が付きません。 でも10分ほどうろついているとだんだんと識別できるようになり薄明るく日も差してまいります、 「よしよし」だんだんと状況が好転していきます、 と、最初の一つを発見!もう出ています。希望に胸を膨らませ、真剣に探してみます。 ところがあちこちにポツポツとしか見当たりません。 ここで一つの仮定をしてみます、「もう、十分にきの子は出ている、 今日は3連休明け」そんなことを踏まえて一つの戦術を立ててみます。 まずはあまり人が入りたがらないような場所を集中的なあえて選んで進んでみます。 するとこの連休に入った人たちの取り残しでしょうか? あちこちで固まって出ている株を発見!「今日はこのパターンだ」 この後いつもの3か所、6つの林の中をさまよい歩いた結果、 買い物袋に一つくらいの収穫がありました。 今年は熱は出るはバイクは故障するは散策が3連休明けになってしまうはで 条件は消してよくはありませんでしたが今年も秋の山から恵みを頂けました、 最後に山に感謝の気持ちをつたえ頭を下げて帰途につきます。 今回採れた「らくよう木の子」はお店で献立にも 入れてまいりますのでお楽しみに!
秋の山歩き Posted on 2023年10月1日 by 大将 Posted in 未分類 毎年9月に入り、気温が下がり始めて 秋らしい日が増えてくると 仕事をしていても何となく落ち着かず 気もそぞろになってまいります。 毎年恒例の秋の喜茂別散策です! 今年は例年に比べ異常なほどに気温が高く 喜茂別別散策(秋のらくようきの子採り)も 暑さのために出かけるタイミングを失ってしまい 9月も終わりを向かえてしまいました。 それでも9月の最後の週には朝夕の気温がスッと下がり そろそろ出かけてみようかと思っていたところに まとまった雨が降りきの子の出る条件としては とても良い状況になってきました。 そしてその数日後に、いよいよ覚悟を決め て出かけてみることにしました。 いつもの様に朝4時に目覚ましをかけ 今年も「いざ喜茂別へ」と意気揚々と出発しましたが・・・ やはり朝の寒さはいつもの通りです。 今年も見事な朝焼けの中、身支度を済ませ カラマツ林の中に入ってみると 何か様子がおかしい! カラマツの落ち葉のしっとりした湿った感じがなく 足元の落ち葉が締まった様に固く感じ 空気も乾いています。 「ついこの間まとまった雨が降ったはずなんだがなあ」 そんなことを考えながら散策していると 何か違和感を感じます・・・ 笹がすべてと言っていいほど枯れているんです。 毎年笹の葉に行く手を遮られ思うように 林の中を進めなかったのにどういうわけでしょう? (ま、散策には都合がいいんですがね) やはり夏に続いた異常なまでの高温が こんなところにも影響を与えたのかもしれませんね。 それでも出かけたタイミングが良かったのかポツリ、ポツリと 顔を出しているらくようきの子に 今年も出会うことができました。 (そんなにたくさんの量ではありませんでしたね。) こんな風にして楽しく、そしてヒグマに出会うこともなく秋の山歩きが終了し 今年も季節のカレンダーが一枚めくられた、そんな秋の一日でした。
紅じゃけ「飯寿し」 Posted on 2022年10月23日 by 大将 Posted in 未分類 紅じゃけ飯寿し 今回は年に1度だけの仕込み紅じゃけの飯寿しで これも10年ほど前から年中行事の一つになった仕込みです。 山の木々も色付き始める毎年10月頃紅鮭を仕入れ 一口大の大きさに切込み塩漬けにしてしっかりしめ、 塩を煮きながら酢で〆ます それを、ご飯と混ぜた麹、大根、ニンジン、生姜の千切で 博多に並べしっかり重しをして約1か月、 最後に器事ひっくり返し余分な水分を除き出来上がりです。 11月中頃には出来上がると思います。楽しみですね。
にしん漬け Posted on 2022年10月23日 by 大将 Posted in 未分類 自家製にしん漬け もう何年になるんだろう? 毎年11月頃から作り始める自家製「にしん漬け」 始めて漬けたのはすすきのビルの半地下にあった 中堅のお店の調理場を預かったときに出していた漬物 それまでは市販のものを提供していたようでしたが どうしても味が気に入らず自分でつけてみようと思ったのが34,5歳の頃! もう30年近くも毎年漬けているんだな~ 最初の頃は塩味や麹の発酵具合が不安定で 毎回味が違っていたのをついこの間の事のように思い出します。 それではまた今年も漬けまじめます。 まずは大根を一口大に切込み一晩干して水分を飛ばします こうすることで大根の歯触りがよくなり 大根臭さがなくなります。 同時に身欠きにしんのあく抜きです。 鰊はコメのとぎ汁に一晩つけ灰汁を抜きます。 それと同時にニシンも柔らかく戻りますね。 次に大根とキャベツを一晩、塩で下付けします。 そのあとは柔らかく戻した麹や鰊と人参、 生姜、鷹の爪などの薬味と一緒に大根、 キャベツ、と一緒に本漬けします。 この状態で1週間くらいで麹と鰊がなじみ 美味しく食べられるようになります。 今年初のにしん漬けはどんな風に漬かるかなぁ~
喜茂別へ! Posted on 2022年9月6日 by 大将 Posted in 未分類 秋の喜茂別散策 今年はお盆を過ぎたあたりから急に気温が下がり 秋を意識するような日々が続きました。 そして9月に入り更に気温が下がり「今年は例年より早いかもしれん!」 そう思い浮足立ちながら早速いつものように目覚ましをかけ いつものように身支度を整え、散策に向かいます。 今年は時期が早いせいか まだ笹や青草が生い茂り カラマツ林の中もいつもの様なしっとりとした 枯草の匂いがありません。 「まだ早いか?」と思いながら林の中をうろうろしていると ぽこっと出ているきの子を発見 「あった!」やっぱりもう出ていた。 量は少ないですがいくらか採れたので満足して帰ります。 毎年恒例の秋の喜茂別散策でした。
青なんばん Posted on 2022年7月24日 by 大将 Posted in 未分類 7月24日現在、世の中では感染拡大と言う「第七波」の話題が ニュースから流れてくる機会が増え感染を抑え込むために 人々の自覚を声高に促しています。 この感染による先行きの不安を抱える中でも3年ぶりとされる 札幌の夏のイベント開催の情報が数多くメディアから流れてきます。 そんな喧騒の中でも静かに季節は進み夏の味覚でもある「青南蛮」が 市場に出回ってまいりました。 三升漬け・・・ 青なんばんを一升、「麹」を一升、そして「醤油」を一升 併せて三升それ故に「三升漬け」 青南蛮の辛みと麹の甘みが合わさった冬の保存食です。 これは最盛期に収穫された「青なんばん」を 大切にいただくための先人の知恵ですね。 さてその作り方ですがまずは青南蛮を水洗いして蔕を取ります あとはただひたすらに薄く刻むだけです。 この時点で南蛮を抑えている左手の指先が 南蛮の辛さでひりひりしてきます。 そのあとは割下の麹、醤油と合わせて毎日上下を入れ替えるように 混ぜ合わせ醗酵を促しながらなじませます。 この作業を繰り返し麹が醗酵しておおむねなじむまで1か月 そのあともゆっくりとゆっくりと醗酵を続け熟成していきます。 味についてですが漬けたての青臭さが残る若い三升漬けと しっかり熟成しまろやかになった三升漬けと好みは分かれるところです。 食べ方はそのままお酒のあてに、ご飯のおかずに、 冷ややっこに乗せたりチャーハンなどの味付けにと 調味料としても使える万能料理です。 今年はどんな風に仕上がるかなぁ~