毎年9月に入り、気温が下がり始めて
秋らしい日が増えてくると
仕事をしていても何となく落ち着かず
気もそぞろになってまいります。
毎年恒例の秋の喜茂別散策です!
今年は例年に比べ異常なほどに気温が高く
喜茂別別散策(秋のらくようきの子採り)も
暑さのために出かけるタイミングを失ってしまい
9月も終わりを向かえてしまいました。
それでも9月の最後の週には朝夕の気温がスッと下がり
そろそろ出かけてみようかと思っていたところに
まとまった雨が降りきの子の出る条件としては
とても良い状況になってきました。
そしてその数日後に、いよいよ覚悟を決め
て出かけてみることにしました。
いつもの様に朝4時に目覚ましをかけ
今年も「いざ喜茂別へ」と意気揚々と出発しましたが・・・
やはり朝の寒さはいつもの通りです。
今年も見事な朝焼けの中、身支度を済ませ
カラマツ林の中に入ってみると
何か様子がおかしい!
カラマツの落ち葉のしっとりした湿った感じがなく
足元の落ち葉が締まった様に固く感じ
空気も乾いています。
「ついこの間まとまった雨が降ったはずなんだがなあ」
そんなことを考えながら散策していると
何か違和感を感じます・・・
笹がすべてと言っていいほど枯れているんです。
毎年笹の葉に行く手を遮られ思うように
林の中を進めなかったのにどういうわけでしょう?
(ま、散策には都合がいいんですがね)
やはり夏に続いた異常なまでの高温が
こんなところにも影響を与えたのかもしれませんね。
それでも出かけたタイミングが良かったのかポツリ、ポツリと
顔を出しているらくようきの子に
今年も出会うことができました。
(そんなにたくさんの量ではありませんでしたね。)
こんな風にして楽しく、そしてヒグマに出会うこともなく秋の山歩きが終了し
今年も季節のカレンダーが一枚めくられた、そんな秋の一日でした。