今度こそ! いざ喜茂別へ
先日、秋晴れの早朝、喜茂別に
らくようきの子を見に行ってきました。
今年は9月の気温が高かったためきの子の出始まりも遅く
9月中に2度ほど足を運んでみましたが小指の先ほどの
らくようきの子が1本だけ、たった1本です。
悔しい思いで帰途についた経過があるため
10月に入った今回こそはと意気込んで喜茂別に向かいました。
まずは現場に到着、いつもの年より1か月も時期が遅いため
夜明けもすっかり遅くなっていて空が白んでくるのも5時過ぎです。
それでも朝焼けが見えてとても清々しい気持ちで辺りの風景を堪能しました。
早朝5半時の朝焼け空です。
まずは長靴に履き替え買い物袋を片手にカラマツ林の中へ
林の中ははまだ薄暗く地面がよく見えません!
それでも凛とした空気とカラマツの匂いを
胸がいっぱいに吸い込み
おじいさんのように腰をかがめ「きの子狩り」のスタートです。
秋の気候を楽しみながら林の中を歩き回っていました
ところが天候一片、途中一時的に「ザー」っと雨が降ったり急に明るくなったり
天候が目まぐるしく変化し、さすがは10月の天気だと思いながら
真剣にきの子探しに没頭することにしました。
そして数十分後、やっと地面がはっきりと見えるようになりましたが
どこを見ても 何もない!
やはり時期的にたくさんの「キノコ狩り」の人たちが集まる場所なので
「もう、採られた後なのか」などと考えながら林の縁のあたりを探していると
あった!ありました。
毎年見慣れた姿ですが
今年は やっと の思いで
ぽこぽこっと頭を出した落葉きの子を発見!
今年初めて(前回1個だけ採れたので初めてではありませんね!)の収穫です。
その後、またいつも回っている数か所を見て回り
いくらか袋が膨らむ程度になりました。
今年は、落ち葉の匂いとともに
深まった秋を感じながらの楽しいひと時(寒かったので少しつらかったかも)
そして秋を楽しんだお土産に
少しだけ、山の恵みをいただいてきました。
お店でも「らくよう卸し和え」でお出ししています、
沢山は採れなかったので無くなってしまったらごめんなさい。